名称 | 出雲エネルギーセンター |
処理能力 | 200t/日(100t/日×2炉) |
受入供給設備 | ピット&クレーン方式 |
燃焼設備 | 連続運転式ストーカ焼却炉(低空気比燃焼) |
燃焼ガス冷却設備 | 廃熱ボイラ方式(6.0MPa、450℃) |
排ガス処理設備 | ろ過式集じん器(乾式有害ガス除去方式)、無触媒脱硝方式、活性炭吸着塔 |
余熱利用設備 | 蒸気タービン発電機(発電能力5,400kW) |
通風設備 | 平衡通風方式、排ガス再循環方式 |
灰出設備 | ピット&クレーン方式 |
飛灰処理設備 | 薬剤処理方式 |
給水設備 | 上水、地下水 |
排水処理設備 | 処理後、再循環利用 完全クローズドシステムとし、プラント排水および生活排水を施設内で処理 |
電気設備 | 特別高圧受電(22kV、1回線) |
構造 | RC造、S造、SRC造 |
建物高さ | 31.8m(煙突を除く) |
建築面積 | 6,118㎡(工場棟ほか付属棟含む) |
延床面積 | 9,493㎡(工場棟ほか付属棟含む) |
煙突高さ | 約59m |
工期 | 平成30年(2018)9月~令和4年(2022)3月 |
フロー図
最新鋭の処理機器と主要設備
受入供給設備
計量機
市内からごみ収集車で運ばれてきたごみは、最初にこの計量機で収集車ごと重さを量ります。
受入供給設備
プラットホーム
市内からごみ収集車で運ばれてきたごみは、重さを量った後にごみピットに投入されます。
受入供給設備
プラットホーム
集められたごみは、ごみピットに投入され一時的に貯められます。市内から出される約 1週間分のごみを貯めることができます。ごみピットに貯まったごみは、燃えやすいようにごみクレーンを使ってよくかき混ぜ均質な状態にし、ごみ投入ホッパに運ばれます。
電気計装設備
中央制御室
施設全体の設備や運転状況を、監視したり操作する場所です。24時間体制で監視しながら、運転操作を行っています。
燃焼設備
焼却炉 炉外
焼却炉では、ごみへ均一に空気を送ることで完全燃焼させて灰にします。有害物質の発生を抑えるため850℃の高温で焼却します。
燃焼設備
焼却炉 炉内
焼却炉の内部には、ストーカ(火格子)が設置されており、前後に可動する段と固定している段が交互に配置され、ごみをほぐしながら燃やします。
燃焼ガス冷却設備
ボイラ
ごみの焼却により発生する熱で 高温・高圧の蒸気を発生させます。
燃焼ガス冷却設備
エコノマイザ
焼却炉では、ごみへ均一に空気を送ることで完全燃焼させて灰にします。有害物質の発生を抑えるため850℃の高温で焼却します。
排ガス処理設備
ろ過式集じん器
排ガス中のばいじん、ダイオキシン類、塩化水素、硫黄酸化物、水銀を除去します。
余熱利用設備
蒸気タービン発電機
ごみを燃やす時に発生した熱で、ボイラの中を通る水は 高温・高圧の蒸気に変わります。蒸気タービン発電機では、高温・高圧になった蒸気の力を使って羽根車を回して電気を作ります。
灰出し設備
焼却灰ピット
燃やされたごみは灰になります。灰はごみに比べて「かさ」も「重さ」も小さくなります。
灰出し設備
飛灰貯留槽
ろ過式集じん器等の排ガス処理機器で捕集した飛灰を貯留します。